子育てをしていると
我が子が可愛いと感じた時や
泣いているのをあやす時など
抱っこ(ハグ)する機会は多いです。
「赤ちゃんは抱っこする」
字面にするとアレですが
世間一般、万国共通で
このことは常識になって
いると思います。
私の場合も特別誰かに教わった
わけでもなく半ば本能的に
赤ちゃんは抱っこするものだと
深く考えずに子育てしています。
というわけで
この記事では
・他のスキンシップはどうなの?
・どれくらい抱っこすれば良いの?
特におすすめです。
ハグでリラックス ~東邦大学の研究より~
令和2年4月6日に東邦大学の研究で
親のハグが乳児にリラックス効果を
もたらすことが実験的に示されたそうです。
要点をまとめると
個人的に気になったのは、
母親だけでなく父親でも同様に
変化が見られたという点です。
父親の立場としても
抱っこしていいんだと少し安心しました。
(抱っこが下手らしくよく泣かれるため)
あとは、他人よりもやはり見慣れている
両親の方が良い数値が出たという点です。
小さい子どもでも抱き方一つで
ちゃんと私たち親を認識してる
みたいで、もっとハグをしたく
なってきました!
「触れ合い」がストレス軽減に
ハグ関連として
スキンシップについても
調べていきたいと思います。
トレーシー・カチロー氏の著書
「最高の子育てベスト55」によると
赤ちゃんとのスキンシップで
コルチゾール(ストレスホルモン)値が
下がるとのことです。
この本では具体的に
以下の方法をおすすめしていました。
肌と肌で直に触れあう
室内でオムツだけの赤ちゃんを
両親の裸の胸に乗せたり、
トップレスで授乳してみたりして
肌で赤ちゃんを温めてみる。
どこでも抱っこ
体重が増えたり、荷物が多いとき以外は
買い物や散歩の中にやわらかい素材の
ベビーキャリアやスイングを使って
身体を密着させてみる。
毎日「8分間」のマッサージを
赤ちゃんの背中から初め、
次にお腹をほどほどの力で行ってみる。
その際に話かけたり、歌ったり、
微笑みかけると良いとのこと。
匂いが与える安心感
ここで話は少し脱線しますが、
先ほどの「最高の子育てベスト55」の中で
こんな気になる文がありました。
妊娠7ヶ月になると、胎児は母親の匂いがわかります。
…早いですね。
要点をまとめると
この話からも、ハグされることで
同時に安心できる両親の匂いを感じ
リラックスしてるのではないかと
考えます。
どれくらい抱っこすればよい?
抱っこの時間については
臨床発達心理士の
山口創先生によると
1時間に5~10分程度の
「ちょい抱き」で良いとのことです。
理由としては、幸せホルモンと呼ばれている
「オキシトシン」がそのぐらいの時間で
分泌量がピークになり、その後1時間は
触れていなくても高い状態になるからです。
この「オキシトシン」は
人体に良い効果をもたらしてくれる
ホルモンと言われています。
具体的には
・学習意欲や記憶力の向上
・心臓機能の向上
・感染症予防
など様々なメリットが
あるとのことです。
ただし、おそらくこの話は
一般的な抱っこの話です。
冒頭のぎゅっとハグとは
また違う話と思われるため、
あくまで参考程度に
するのが無難です。
(毎時5分もハグしてたら
親子共々普通に泣きます。)
まとめ
今回は私たちが何気なく
行っているであろう
ハグやスキンシップについて
取り上げました。
まとめますと
とにかく赤ちゃんを抱きしめること
はいいこと尽くめということが
わかりました。
というわけで、
今から我が子をハグしに
行ってきます!
今回の記事で参考、引用させて頂いたサイトや本を以下にリンクで貼っておきます。
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